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【イギリス】はじめての空港 in ロンドン【勇気を与える経験談】

Go Abroad UK

海外の経験に乏しい我々は日本国以外の空港をこう呼ぶことにしている。

「刑務所」

悪いことをした訳ではないのに全ての持ち物を検査され、
「え?なんでこの仕事選んだんですか?」
と訊きたくなるくらい無愛想な顔をした入国審査官に震えた声で入国理由を伝えなければならないからだ。

一体なんの修行なのだ。
勉学の為にただ国境を越えようとしているだけなのに、我々は今まさに収監されようとしている囚人さながらではないか。
あんまりだ。

こんにちはトモマサです。
 
まぁ冗談はさておき、空港の入国審査ってなんか緊張しますよね?
特に海外の空港となると緊張感は8倍。
 
僕もイギリスのヒースロー空港に初めて降り立った時は、慣れない海外に一人で来たということもあり、緊張しまくりの失敗しまくりマクリスティーでした。
今回はそんな僕がしてしまった輝かしい失敗たちを惜しげもなく紹介するので、皆さんぜひ見下してあげてください。

初めての空港 in イギリス「ロンドン」でやった失敗 ベスト3

  1. EU専用の入国ゲートに間違えて並ぶ
  2. 入国審査官の英語が聞き取れずテンパる
  3. お迎えドライバーさんを果てしなく待たせる

(1) EU専用の入国ゲートに間違えて並ぶ

はい。初っ端からやっちまいました。笑
ゲート間違えたんですねー。
言い訳しますとまず飛行機自体が不慣れなんですね。
ましてや外国の空港。
どういう順序で入国手続きすりゃいいか全然分からなかったのですよ。
知りたくもない。
なので
 
「同じ飛行機の乗客についていこう!」
 
と固く決意し彼らを血眼で追いかけました。
でもそれが良くない方に転がってしまい…
僕が必死に追いかけた乗客はEUの方々だったんですね。
 
「え?何か問題あるの?」
 
と思うじゃないですか?
実はこれ大ありで、僕が渡英した時、イギリスの空港ではEU圏内と圏外に住む人で入国ゲートが違っていたんですね。
ただ列に並んだ際、冷静なコナン君みたいな人だったらここで周りにアジア人っぽい人が異常に少ないことに気付くと思うんですが、初の一人海外でテンパりまくりの僕の視界フィルターは完全にポンコツ化しており、全ての人間がみなジャガイモに見えていて全く気付く事ができませんでした。

(2) 入国審査官の英語が聞き取れずテンパる

入国審査は遂に僕の番となりパスポートを見せましたが当然の入国拒否。
明らかにEU圏外の人間なのにEUのゲートから入ろうとしているんですから。
こんな怪しい奴入国させてたまるかって感じですよね。
入国審査官はしっかりと仕事していました。
 
でも僕は状況が分からずイギリスに入れてくれない審査官に「Why?」を連呼しまくります。
でも返答された英語がまるで分からない。
そして後ろで順番を待っていた男性が痺れを切らし舌打ちを始める始末。
 
「やべぇ…」と焦る僕。
 
ふと思い出して手荷物から学校の入学許可証や滞在先証明を出して
「ほらほら!これ見て!ちゃんと必要な書類はあるんだ!」
とアピールしましたが入国拒否は変わらず、審査官からは「戻りなさい」のジェスチャー。
 
僕は、
「終わった…。父ちゃん、母ちゃん、ついでに姉貴、そして天国のマックス。こんな身内でゴメンな。僕の英国滞在はたった30分で終わりそうです。」
 
と脳内で謝罪の手紙を書き上げ心のポストに投函し、列の後ろに戻ろうとしました。
英語が聞き取れれば自分が間違ったゲートに並んでいたことが分かったと思うのですが、この時の僕には無理でした。
 
しかしこの直後、幸運にも突如現れた空港の女性スタッフが僕に話しかけてきて、僕をEU圏外用のゲートに連れて行ってくれたんです。
 
「なんだなんだ?何事じゃい?」と当時はこの女性スタッフが何をしてくれているのか分からなかったんですが、連れてかれた列にちょうど日本人家族が並んでおり、僕が「日本人はここの列なんですか?」と尋ねたところ「EU以外はここですよ」という回答を得られ、ようやく理解できた感じです。
 
まぁその時に5才くらいの子供が「あったりまえじゃーん!」と言ってきたので「このガキこ〇す…」と思いながら笑顔で家族にお礼を伝えました。
 
そんなこんなでなんとか無事に入国できたんですね。
ゲートを間違え並び直しをしたので、飛行機が着陸してからかなりの時間が経っていました。

(3) お迎えドライバーさんを果てしなく待たせる

これは(1)と(2)の結果こうなってしまったわけですが、無事に入国できた後で急いで出口に向かうと、僕の名前の書かれたカードを持ったゲッソリとしたおじさんを発見。
この人がドライバーさんです。
 
パキスタン人のこのドライバーさんは手すりにもたれて辛うじて重力に逆らっていましたが、デコピン1発で倒れてしまいそうなほど疲れた表情をして僕を待ってくれていました。
 
いやぁ謝りました。
待たせた時間、およそ2時間!!
地獄ですね。
 
僕も約2時間列に並んだ後でもちろん疲れまくっていたんですが、このパキスタン人ドライバーさんにはもう美しい平謝り。
そして何度も感謝を告げました。
「ソーリー!」&「サンキュー!」ですね!
時々あの疲れきった表情を今も思い出しますが、あのドライバーさんには本当に感謝しています。
テンキュー!

そう、これらが僕の渡英1日目の失敗談です。
皆さんには同じ過ちをして欲しくないのでぜひ空港内の案内をよく見てから行動して欲しいですね。

「おいおい何不安な気持ちにしてくれてんだよ!」とPCを蹴り上げている方が居るかもしれませんがどうか御安心を!
トモマサ、ちょっとした朗報持ってます!

イギリス、ロンドンの空港が簡略化!日本人の入国はより簡単に!


僕が渡英したとき、日本人は「Other外国人」枠に属していたため入国するのに長い列に並び、また⼊国審査官による身の毛もよだつ厳しいチェックを受けなければなりませんでした。
 
しかし現在は「eGate」と呼ばれる自動化ゲートに変化し、我々日本人はここを通ることができるようになりました。
これはもう本当に素晴らしい夢のような改革で、多くの方が入国審査官にビビる必要がなくなったということです!
 
やったね!
 
しかし本当に申し訳ない。
下記の人たちは依然として入国審査官の質問に答えなければならないので注意です!

入国審査が必要な人たち

  • 滞在期間が6ヶ月未満の短期留学生
  • 滞在期間が3ヶ月未満のTier 5(Creative and Sporting)の滞在資格の人
  • 滞在期間が1ヶ月未満の専門的職業(Permitted Paid Engagement)の滞在資格の人
  • EEA(欧州経済領域)国籍者の家族で永住目的で入国する人

これはすみません…
僕の力不足でまだ全員がスムーズに入国できるようにはなっていません。
イギリス政府にはビシッと言っておくので、現時点では上記該当者の方々は入国審査を受けることになります。
また海外渡航証明など、何かしらの手続きで入国印が必要となる方も入国審査を受けてスタンプをもらうようにしてください。

出発前に自分に入国審査が必要かどうかしっかりと確認しておくのがベストですね。
無料で質問に答えてくれる留学エージェントもありますので、そういったサービスをフル活用していきましょう!

さっき「身の毛もよだつ」とか書いちゃったけど、実際はよだたないから大丈夫!
悪いことをしているわけではないので堂々としていれば普通に入国できます。

そしてeGateのおかげで待ち時間もだいぶ改善されましたので、入国審査を受けたとしても、僕のようにパキスタン人ドライバーを2時間待たせるなんていう愚行はしないで済むはずです。
自信をもって一つ目の壁を乗り越えてみてください。

「空港お出迎えサービス」について

ちなみに僕は今回留学で「留学エージェント」を利用したのですが、オプションで「空港お出迎えサービス」というものがあったのでそれをオーダーしました。
 
多くの日本人留学生が利用しているみたいですが、
「現地についてからすぐ慣れない電車に乗るのはちょっと不安だぜ!」
っていう人におススメですね。
まぁ単純に「たくさんの荷物を運ぶのが大変!」ってことで依頼してもいいと思います。

以上になりますが、
空港でもし迷っても案内が色んな場所にしっかりと設置されているので、それを見て焦らず進めば問題ないと思います!
僕みたいに焦って周りが見えなくなると失敗しやすいので、そんな時こそリラックスして周りを見てください。

あなたが無事に入国出来ることを祈ってます!
ではまた!

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